2019年よりブレグランスでは「子供達が自らの手で明るく希望に満ちた世界を作る」という教育理念を掲げてさまざまな取り組みを行ってまいりました。
具体的には、子供達の自発的で建設的な議論を生み出すためのディベート大会の開催であったり、スポーツの場面では自分の課題、改善策を見つけ、さらに具体的な行動ができるよう個々人の気持ちや意思を尊重し、さらに言語化させることを重きを置いております。 何事も自分ごとにできる人になって欲しいと、理念の主語を「子供達が」と置いたことには意味があります。
また、コロナによる教育界への打撃にも屈することなく、萎縮モードが社会全体で漂う中、様々な運動機会やイベントを開催し、健全な心身の育成を唱え続けてきました。 第8期を迎えるにあたって、世の中を見渡すと「ファスト教養」なる言葉まで生まれ、簡易で表面的な教養や、本質を得ない様々な方法論に溢れています。
直近の教育課程においては、コロナウィルスの影響によって閉ざされた空間の中で過ごし、社会の中で育まれるべき人格形成の機会を失いました。 また、ダイバーシティを謳いながらも、実態は大人達が前ならえの先時代的な思考に囚われ、その影響はまだ意思決定ができない子供達に直接的に降りかかっています。
この数年で多くの子供が、五感を使って四季を感じ楽しむ心が養われず、本物を見ることもないまま文字だけの知識を蓄え、なぜ、何の為に、何を学ぶのか、右も左も分からないまま競争社会のスタートラインに立たされております。 こういった時代背景を踏まえ、私たちは大胆にも100年後の未来を想像しました。 私たちの子孫がどんな仲間と、どのような景色を見ることができるのか、それは今、私たちと私たちの目の前にいる子供達の手にかかっております。
目に映る景色から何に価値を感じ、守りたいと思えるか判断する力は、一朝一夕に手に入るものではありません。
親や祖父母が日々共に歩き景色を眺め語らい、先祖から子孫へその感性や品格を伝承すると考えています。 第8期を迎えたブレグランスでは、今一度教育というものを考え、一代やその場限りで終わらない普遍的な価値や経験を子供達に伝えていくことを強調して参ります。
私たちが展開する様々な取り組みは、明日から変化を感じられるものは多くはないかもしれません。
教育というのは本来数十年かけてやっと成果が見えるものだと思いますが、お子様の成長を共に長く、暖かく見守っていただける方々とお会いできることを楽しみにしております。
﨑山 浩一郎(Koichiro Sakiyama)
代表取締役社長
1986年:東京都千代田区生まれ
2009年:慶應義塾大学理工学部卒業
2009年:第一生命保険株式会社入社
2010年:株式会社ディー・エヌ・エー入社
2013年:株式会社リクルートマーケティングパートナーズ入社
2015年:株式会社ブレグランス設立 現 代表取締役社長
2017年:千代田キッズテニスアカデミー設立 現 代表
2019年:千代田区立麹町中学校テニス部外部指導員
2022年:一般社団法人千代田スポーツクラブ設立 現 代表理事
幼少期より、剣道、サッカー、バレーボール、水泳、テニスなどスポーツに明け暮れ、小学校5年生からはテニスを中心とした日々を送ってきました。
両親から勉強を強要されることもなく、自由に育てられてきましたが、高校2年生になったころクラスメイトで隣の席になった秀才から刺激を受け、勉強の楽しさを知り、試験とテニスの試合がとても似ているなという感覚になりました。この時を境に、勉強へのモチベーションそして成績が一変したことは鮮明に覚えています。
テニスで学んでいることがそのまま勉強にも活かせるということも当時の驚きでした。
試合日から逆算しての練習、トレーニングのスケジュール管理、独学で行っていたメンタルトレーニングやタイムマネジメントの活用、そして集中力、体力、忍耐力も活かすことが出来ました。
あの時、隣の席に彼がいなかったら、勉強が嫌いなままで、教育を仕事にしようと思わなかったかもしれません。
当時感じたことは「誰に教わるか」、「誰と学ぶか」、「誰と時間を共有するか」の重要性です。
私はブレグランスが多くの子供達にとって、何かをモチベーション高く行うことのきっかけになり、そして会社のテーマである「子供達が自らの手で明るく希望に満ちた世界をつくる」を実現することができる力を学べる場になるよう、子供達の成長をサポートさせて頂きたいと思っております。
浦上 理恵 (Rie Uragami)
執行役員
【経歴】
同志社大学スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科にて「トップアスリートの運動資質」に関する測定評価について研究を行う。
同志社大学スポーツ健康科学研究科(修士課程)に進学後、スポーツ運動学を専攻し「どうすれば運動がうまくなるか」をテーマに指導研究を行う。大学院を卒業後、第一生命保険株式会社を経て、大学院生時代の研究テーマを実践すべく7歳から始めたテニスやヨガなどのスポーツ指導にあたる。
小沢 弥平(Yahei Ozawa)
グローバル教育 責任者
【経歴】
東京大学法学部を卒業。5歳よりアメリカの現地校で育つ。青春はビバリーヒルズ高校。
高校2年生からSATの家庭教師を始め、大学から10年以上にわたり、NishimachiやASIJの小中高生を大学受験まで個別指導を行う。
NHK同時通訳基礎コースを修了。大学交渉コンペ審査員。2019年,2021年東京大学英語チーム顧問歴任。
小学校6年生より始めているテニスも活用し、ブレグランスに参画。
■社名:株式会社ブレグランス
■設立:2015年9月11日
■本店住所: 東京都千代田区一番町15ー6
■事務所住所:東京都千代田区平河町2−12−2藤森ビル2階
■資本金:726万円
■事業内容:教育事業、スポーツ指導事業、インストラクター/講師育成事業、大会/イベント/合宿等の企画運営事業
■役員:代表取締役社長 﨑山 浩一郎
執行役員 浦上 理恵
■出資者 兼 事業責任者: 小沢 弥平
■従業員数:正規雇用、アルバイト、業務委託、副業(複業)を含め約30名
■関連団体:一般社団法人千代田スポーツクラブ
千代田キッズテニスアカデミー
■部活動指導員先:千代田区立麹町中学校硬式テニス部
■取引先金融機関:みずほ銀行 麹町支店